中国語が向いている人向いていない人

中国語ブログ

語学はセンスが必要だ!!

センスがなかったらやらない方がいいよ

私の先輩が言っていた言葉です。

私は現在は独学で勉強を続けていますが

中国語を勉強し始めた当時は語学学校に通っていたので

周りのみんなも先輩クラスの人達の言っていることは

耳をダンボにして聞いていました。

今はおかげさまで中国語の能力が高い人と話す機会の方が多くなってきました。

そんな人たちと雑談の中で中国語に向いている人と向いていない人の考察が

大体同じだったので、忖度なしの本音で紹介します。

中国語の勉強を始めようとしている方は参考にしていただければ幸いです。

センスある人ってどんな人?

結論から

センスある人とは積み重ねた知識をアウトプットできる人のこと

だと思います。

知識ゼロからいきなり英語や中国語を話せる人はいません。

勉強して単語やフレーズを増やしていき

実際に使って間違ったり、伝わった成功体験の積み重ねが

その人の語学の知識となります。

つまり、センスのある人は、

覚えた単語やフレーズをすぐに表に出して使うことができる人

なのだと思います。

この流れを早くできる人がセンスのある人って呼ばれているのではないでしょうか。

そして、こういう人達は

どの語学を勉強してもある程度早く習得することができるのだと思います。

ちなみに私はアウトプットが苦手でしたので

全然センスのある方ではなかったと思います。

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中国語に向いている人

中国語に向いている人の特徴を3点あげてみます。

これらにあてはまったらきっと中国語が向いていると思います。

1.モノマネがうまい人

1度聞いて、すぐにマネできる人っていますよね?

そういう方は中国語が向いています。

何でモノマネがうまい人が中国語が向いているのか?

中国語は発音が大事です。

そして、発音を上達させるには

先生が発音する音やCDから聞こえてくる音を忠実に再現する必要があります。

モノマネがうまい人というのは、

観察力

がとても優れている人であり、

自分の体の使い方

がわかっている人なので、

自分が分析したものをすぐに体で表現できる人なのです。

つまりは、

インプットしたものをすぐにアウトプットできる能力が高い

ということから語学能力においても高いになるというわけですね。

逆に、観察力のない人や自分の体の使い方がわからない人

は中国語の習得スピードはかなり遅いか、習得できずに挫折します。

2.コミュニケーション能力が高い人

これは中国語に限った話ではないかもしれませんが

どんな人ともコミュニケーションをとれる人は

中国語を話せるようになるまでとても早いです。

私の同じクラスにいたコミュニケーション能力高めの人の例を紹介します。

例ではBさんとしてお話します。

あるとき、私はそのBさんが

講師室の前で誰かと話しているのを見ました。

私は、講師室なんて話すこともないし、恥ずかしいので

行ったこともなかったので、少し気になってみてみると

Bさんは、英語を教える黒人の先生と日本語で話をしていました。

私は耳をダンボにして聞いていると

Bさんは、さっき習った中国語を黒人の先生に教えていたのです。

え、なんで英語の先生に?と色々疑問に思ったので

Bさんが教室に帰ってきてから事情を聞いてみると

「いや、ただ世間話になってさっきはこういうことを習ったって言っただけだよ?」

と言っていました。

私は、たまたまそういう場面に出くわしたのだけかと思っていたのですが、

その後、Bさんをよく観察していると、

Bさんは、廊下や通路ですれ違う先生と会話をしていました。

その語学学校では色々な言語の先生が講師として出入りしているのですが、

私がすれ違っても何語の先生かもわからないのにBさんは

「あれはタガログ語の先生で、あの人元フィリピンの警察官だったらしいよ」

と補足情報までくれるくらい色々な人とコミュニケーションをとっていました。

そんなBさんはやはり授業でも積極的に発言をしたり先生に質問していました。

ちなみにBさんは、クラスでの成績はずっとトップでした。

反対にクラスでも全然喋らない人は

筆記ではそれなりの成績でしたが、口語では全然ダメで、

2,3年経ってもそこまで中国語が伸びたという印象はなかったです。

中国に関するものが好きな人

これは、言わずもがなでしょうが

好きなことをしている人は強い

ですね。

嫌いなことをダラダラとしている人と好きなことをしている人では全然違います。

モチベーションも違いますし、頭に入ってくるスピードも違います。

私も三国志だったり、キングダムなど中国の歴史ものが好きでしたのでこの点はよかったです。

私の友人は台湾が好きで旅行で何度も行っていて、

台湾のドラマや歌、台湾の観光地などに詳しく

この「台湾好き」を中国語の勉強にも注いでいたので、

周りに人よりも中国語の上達が早かったと思います。

とりあえず中国語が一番使えそうだからという理由で中国語を勉強していた人は

モチベーションが続かず挫折していましたね。

余談

私の先輩は、上記の1がかなりの下手で、中国語の習得がかなり遅い人でした。

後輩の私が聞いても、正直うまいとは言えない中国語を話していました。

その先輩は、台湾に旅行に行ってコインランドリーで一緒に洗濯を待っているおじさんと会話をしたときに、

その台湾人のおじさんから

你说的中文不好。 (あなたの中国語は下手だ。)

と言われショックだったと言っていました(笑)

この先輩は上記の1が極端に下手で、2も3もあてはまっていたのでなんだか気の毒でした。

学校が終わって2年後にその先輩に中国語を続けているかどうか聞いてみると、

いや、自分には向いてないってわかったからやめたよ

と言っていました。

当時の担当の中国語の先生も、あの人は中国語じゃなかったらもしかしたらうまくいったかもしれないねえ。

と話していました。

まとめ

中国語に向いている人

  1. モノマネがうまい人
    • 観察力に優れている人
    • 自分の体の使い方がわかっている人
  2. コミュニケーション能力が高い人
    • 誰とでも会話できる
    • 恥ずかしがらずに喋ることができる人
    • 相手に興味をもって話すことができる人
  3. 中国に関するものが好きな人
    • 三国志、キングダムなど中国が舞台となっている作品が好き
    • 台湾が好き

中国語を本気で習得したいと思っている方は

挫折していった方の例も参考にしてほしいと思います。

継続して勉強できなければ意味ありませんし、

勉強を続けられたとしてもなかなか習得できなければモチベーションが上がりません。

但し、個人差がありますので、あてはまらないからといって諦めないでください。

私の周りで実際にいた方や実際にあったエピソードを紹介しましたが、

これらを見て、あ、これ全部あてはまるな

と思った方は是非中国語を始めてほしいと思います。

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