という疑問を持つあなたへの記事になっています。
この記事では
- 中国人が日本の化粧品を好む理由
- 中国人が日本の化粧品を好む背景
- 中国国内の化粧品事情
について、実際に中国人に聞いた内容を踏まえて紹介していきます。
中国人はなぜ日本の化粧品を好むのか?
旅行に来た中国人は日本の化粧品をやたら買ってる印象なんだけど何でだろう?
結論から言うと
日本の化粧品は質が高い!
からです。
日本の女性は化粧に関する意識が高いことから化粧品メーカーが出す商品にとても敏感です。
ですから、もしも質の低い商品を出してしまうと日本の女性にすぐにバレてしまいます。
そうすると質の低い化粧品は売れなくなってしまいますよね。
中国人が購入する日本の化粧品のランキングでよくみるものとしては
()内は中国語読み
- 資生堂(资生堂)
- SK-Ⅱ
- KOSE(高丝)
- DHC(蝶翠诗)
- POLA(宝丽)
- FANCL(芳珂)
など日本で有名な企業の化粧品会社ばかりです。
中国のサイト↓
偽物文化がもたらす本物志向
中国ではいまだに偽物が流行しています。
中国人に聞いても
ショッピングモールに入っているテナントで売っている安いブランドの商品は大概偽物が多いから気を付けた方がいいよ
と言っていました。
先程紹介したPOLAという化粧品会社ですが、中国では「PORA」という会社があります(笑)
この会社自体が偽物商品を売っているということではなくしっかり「PORA」の製品を作っているようなのでちゃんとした会社なのでしょう・・・
PORAの紹介、中国サイト↓
本物を持っている=いいものを使っているというステータス
偽物があふれている世の中ではいかにして本物を持っているかが一つのステータスとなります。
ですので、
いいものが欲しい=海外のもの、海外で手に入れる
という発想になり、日本のデパートや百貨店で売っている化粧品は信頼ができるので人気があるわけです。
でも中国人だってお金持ちばかりではありません。
あんまり高い化粧品は買えないなあ、でもいい商品がほしい!
という中国人はドラッグストアや大型商業施設に入っているお店の日本の化粧品を買います。
ですから、中国人がドラッグストアで化粧品を買う姿をよく見るというわけですね。
もし私が中国人で安くていい商品、目的の商品がドラッグストアで買えると知ったらきっとそうすると思うので、
中国人がやたら免税の化粧品売場にいるのも納得です。
最近はSNSも発達してきていますので
「日本旅游指南」(日本旅行指南)
のような日本在住の中国人が紹介する動画で情報収集してから買い物に行く中国人も多いです。
参考
最近はインターネットの普及によりプチプラコスメの商品も簡単に海外から購入できるようになったこともあり、
情報通の中国人がいたら日本のプチプラ商品を買っているかもしれません。
私の妻に聞いたところ、奥様方の間では「アットコスメ」のサイト
でランキング上位の化粧品は、ハズレがない!とよく話題になるようです。
周りに中国人のお友達がいたら教えてあげてください😀
ビジネスという観点では、代理購入いわゆる「代购」をするなら中国国内でも有名な日本企業の化粧品を買って転売するというのがまだまだあります。
中国人は日本人より化粧品にかけるお金が高い!?
あなた、もしくはあなたの周りの女性の方は月、年間どのくらい化粧品にお金をかけているでしょうか?
色々な情報を集めた結果
中国人の1か月の化粧品代の平均は
約12000円~15000円
日本人の1か月の化粧品代は
約3000円~約5000円
という結論に至りました。
中国と日本で共通している点としては
- 毎月化粧品は買わない
- 年代別で化粧品に掛けるお金が全然違う
日本ではプチプラ化粧品の質が高いものが揃っている、化粧品を選ぶ選択肢が多いという共通点がありました。
私の妻も数カ月にまとめて化粧品を買うことから
月にしたら3000円とかかな~
という感じでしたのでそんなに間違っている情報ではない気がします。
中国人インタビュー
中国の化粧品は売れていないのか?
中国人が日本で化粧品を買う理由はわかるけど、中国の化粧品も偽物とか質が悪いから売れてないの?
偽物を買いたくないという気持ちはわかるけど、そもそも中国の化粧品メーカーの商品は売れてないの?
という疑問が出てくると思います。
調べたところ
すでに中国人は中国化粧品の購入が増えてきています
参考サイト
中国はここ数年でものすごい勢いで経済成長をしています。
その中でも化粧品消費が多いならそこに目をつける人がいないわけがありません。
中国人だっていい商品があればそれを使うはずです。
偽物文化で目が肥えてきている人たちですからそこはきっちりしています。
ビジネス面では今後の中国国内の化粧品メーカーには要注目かもしれません!
ニュースで学ぶ中国語
中国国内の化粧品が伸びてきているというニュースの一部を取り上げてみます。
从国内化妆品市场角度来看,随着国内经济稳定增长和人民消费水平的持续提升,化妆品行业快速增长,2013年中国化妆品市场超过日本化妆品市场规模,并保持全球最高增速发展。
据Euromonitor数据,2009-2019年间,中国化妆品市场规模实现翻倍,由1845亿元激增至2019年的4777亿元,CAGR10%。
私が中国語を読むとき、勉強するときにおすすめなのは、
前から訳していく
です。
詳しいことはこちらも参考にしてください↓
どうでしょうか?前から訳しても頭の中では何が書いてあるのかわかりませんか?
由や随着、至、据などの接続詞的なのが頭に入っていればさらに読みやすくなります。
日本の化粧品市場の規模を上回るということは、
私達日本人は、化粧品ってたくさん種類があっていいものがたくさんあるなあ
と思っていますが、
もしかしたら中国では日本人が慣れ親しんでいる化粧品よりももっといい化粧品が出ているのかもしれませんね🙄
先程の文章をグーグル翻訳で試してみたところ
国内化粧品市場の観点からは、国内経済の着実な成長と人々の消費水準の継続的な改善により、化粧品業界は急速に成長しました。2013年には、中国の化粧品市場は日本の化粧品市場を上回り、最高の成長を維持しました。世界のレート。
Google翻訳
Euromonitorのデータによると、2009年から2019年の間に、中国の化粧品市場の規模は2倍になり、2019年には1,845億元から4,777億元になり、CAGRは10%になりました。
となりました。
ほとんど変なところはありませんね!
やるなGoogle・・・😏
まとめ
- 中国人は日本の化粧品の質の高さを知っている
- ブランド物は海外で手に入れれば間違いない=日本に来て化粧品を買う
- SNSで情報収集をして化粧品ができるだけ安く多く手に入れられる場所を知っている=ドラッグストア
- 中国人は日本人より化粧品にかけるお金が高い傾向にある
- 中国国内でも化粧品が多数流通している、いい商品が増えてきている
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