と言う方へ向けて
私が現場で実際に通訳をしてきて単語をコツコツと覚えてきた経験と
中国語を約5年勉強してきた経験から
頭に残りやすいおすすめの単語の覚え方
の勉強方法をお伝えできればと思います。
勉強する際に気を付けてほしい
4つのポイント+2
を紹介します。
![](http://xiaoguiblog.com/wp-content/uploads/2020/09/study_night_boy.png)
単語とイメージをくっつけて覚える
単語の漢字をただ眺めて意味を覚えるより
単語とイメージをセットにした方が断然頭に残りやすいです。
理由としては、
私たちが日本語を覚える過程がそもそもイメージをセットにした覚え方で勉強してきているからです。
子供が図鑑やあいうえお表の絵を見て
![](http://xiaoguiblog.com/wp-content/uploads/2020/09/youchien_bag_girl-e1599631225352-150x150.png)
「ゾウさん!」「 カブトムシ!」「 雪だるま!」
とすぐ言えるようになるのと同じです。
決して子供は文字から単語を覚えることはしません
うちの小さい子供も
音だったり、絵を見たりして単語の意味を覚えてから文字を覚えています
音≒絵→意味→文字(ひらがな)
大人も文字を見ただけや聞いただけじゃじゃなかなか覚えませんよね。
例としては
红色→🟥
老虎→🐯
哭→😭
単語帳を持っているという方は是非単語の横に自分で絵を書いてみてください!オススメです。
自分だけの単語集を作る
語学を勉強する以上、単語集は必須ですよね
単語を勉強する場合には主に
- 単語集の参考書に書き込む
- ノートに自分が覚えたい単語を書き込む
- パソコン等を使ってデータベース化する
という方法に分かれるのではないかと思います
私自身は
- 単語集の参考書に書き込む方法
- ノートに自分が覚えたい単語を書き込む方法
を実践しました。
どちらも覚える効果はほぼ同じだという実感でした
でも、ある単語作成ツールを見つけてからは
そのツールを使ってかなり効率的に単語が覚えられるようになりました
こちらの記事で紹介しています↓
聞いたら発音してみる
ドラマやバラエティで見て聞いた単語はすぐに発音してみましょう。
その場で発音すれば自分の声は耳に残りますし、
発音が違えばその場で修正することもできます。
文章のリスニングを聞けるなら聞きながらそのまま発音しましょう。
これはいわゆるシャドーイングと呼ばれている練習ですね。
シャドーイングはかなり効果があると思います。
語学を学んだ経験者に聞いても効果があったという意見が多い練習法です
シャドーイングする際の注意点
シャドーイングしながら漢字が頭に浮かんでこないと効果はあまりないです。
この状態だと意味もわからず発音していることになり
お経
を読んでいるのと同じような状態ですね笑
![](http://xiaoguiblog.com/wp-content/uploads/2020/09/osoushiki_obousan.png)
ですので
一通り文章を読んで意味を理解してからシャドーイングしましょう。
シャドーイングしながら漢字や意味が頭に浮かんでこなければそれはあなたが理解していない単語です。
覚えた単語を使って独り言を言ってみる
せっかく覚えても使わなければなかなか単語が頭に定着しません。
できれば中国人との会話の中で使うのがベストですが
そういう環境にある人は少ないでしょう。
そんな環境でもできるのは
独り言
です。
独り言なら相手がいなくても使えます。
周りの人が気になる場合には
頭の中で独り言を考えればできますよね。
![](https://xiaoguiblog.com/wp-content/uploads/2020/10/pose_nigawarai_man-150x150.png)
独り言って何で効果があるんですか?
独り言を言っても中国語は上達しない気がするんですが・・・
理由として、私の経験から
独り言でスラスラ言えない場合には会話の中で実際に使えない
からです。
独り言って頭にパッと思い浮かぶ文章なので自分の脳内の引き出しから取り出してる状態です。
自然に思い浮かぶ文章は意識しなくても出てきているということなので
独り言の中で使えれば実際に使えるという訳です。
しかも独り言の中に覚えた単語を組み込んでしまえば、
また脳内の引き出しからいつでも引き出せます。
是非ものは試しなので試してみてください!
忘れた頃にもう一回見る
脳科学の忘却曲線ってやつですね。
忘れない頃に復習する
これよく聞きますよね。
普段から使っている単語は復習する必要がありませんが、
普段使わない単語は復習をする必要があります。
そういう単語に限って
試験や何気ない会話にでてきたりするんですよね😅
脳科学的には忘れない頃に復習するのがベストなのでしょうが、
私は
忘れた頃でも構わない
と思っています。
![](https://xiaoguiblog.com/wp-content/uploads/2020/11/apron_man3-1question-e1606601815978-150x150.png)
あれ?この単語なんだっけ?
となっても、その単語を見たら
![](https://xiaoguiblog.com/wp-content/uploads/2020/11/apron_man2-1idea-e1606654498433-150x150.png)
あ、そうだそうだこういう意味だった!
この感覚なら大丈夫です。
ただし、
あれ?これなんだっけ?
んー、こんな単語覚えたっけ?
この感覚はまた覚え直しになりますので注意してください。
つまりは
完全に脳内から消えてしまう状態になってはダメ
ということですね。
![諸葛亮先生](https://xiaoguiblog.com/wp-content/uploads/2020/09/77BF4E5B-EB5D-4F94-8727-E4F5788B5FA1-150x150.png)
次にできれば効果倍増のプラスαの勉強をご紹介します!
A 会話の中で使う
中国人との会話で覚えた単語を使うことが1番頭に定着します。
私自身机で勉強したときに覚えた単語よりも
通訳の時に覚えた単語の方が断然記憶に定着する率が高いです
人との会話というのは印象に残りやすいですし、
その人の顔を思い出したら
- ああ、こんな話したなあ
- こんな話題だったなあ
というのが頭に残りやすいですよね。
実際に会話の中で覚えた単語が使える
という環境がある方はどんどん新しい言葉を話していきましょう。
B 日記を書いてみる
これは私の中国語の先生からお勧めされた勉強方法です。
日記って普段の生活の単語だったり、
自分の考えたことをそのまま文章に残すので
頭に残りやすいです。
先程紹介した「独り言を言ってみる」に近い感覚ですね。
私は日記に加えて簡単な小説みたいなものを書いて先生に添削してもらってました。
小説と言っても子供向けの絵本程度の文章ですが(笑)
小説や物語を書くと
- 情景
- 主人公の気持ち
- 相手の容姿、表情、様子
などを書かないと伝わらないので結構難しいです。
でもこれは日常でも使える単語だと思いますので、
実際の会話の際に大いに役立ちます。
まとめ
- 単語とイメージ(画像)を結び付けながら覚える
- 新しい単語を聞いたらすぐに発音し耳から記憶する
- 覚えた単語を独り言の中で使ってみる
- 単語を忘れた頃にもう一度見直す
- 中国人との会話で使う
- 中国語で日記をつける
単語量は語学の能力に直結します
私も単語量を日々増やして、復習して
ということを繰り返しています。
単語を覚えるのが苦手な方も
自分のやれる範囲で工夫してやってみましょう
コツコツ継続して勉強することが
語学の習得への一番の近道
だと思っています。
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